「ダークエネルギー・サーベイ(DES:Dark Energy Survey)」と呼ばれる国際プロジェクトは、この問いに答えを出すための取り組みだ。DESは先日、宇宙にある暗黒物質の最も巨大かつ詳細な地図を公開したばかりだ。地図の作成にあたっては、アルバート・アインシュタインの一般相対性理論まで遡る物理学の考え方と、現時点ではしっかり整合性が取れない予想外の発見もいくつかあった。
DESでは、暗黒物質をマッピングするにあたっての代用として、できる限り多くの銀河を画像化しようとする取り組みである。暗黒物質の重力はこれらの銀河の分布のあり方に強い影響を与えているため、科学者らは銀河の位置から暗黒物質の密度が高い場所を推測できる。2013年8月から2019年1月にかけて、多くの科学者たちがチリにある4メートルのヴィクトル・M・ブランコ望遠鏡(Victor M. Blanco Telescope)に集結し、近赤外線で空を観測した。
縦長ディスプレーを採用した代表的なスマートウォッチといえば、ファーウェイが展開するスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT」シリーズが挙げられる。同製品は2020年10月から売られているものだが、2021年4月には血中酸素の常時測定に対応した「HUAWEI WATCH FIT エレガントエディション」も1万9800円で発売されたことがトピックだ。また、5月上旬には同社から8580円の「HUAWEI Band 6」も発売されており、こちらも血中酸素の常時測定と月経周期トラッキングなどの機能に対応。より安価な選択肢として比較検討する価値は高い。
本稿では、HUAWEI WATCH FIT エレガントエディションとHUAWEI Band 6の両方を使ってみたうえでのインプレッションをお届けしたい。なお、検証にはiOS 14.5.1を搭載した「iPhone 11 Pro」を用い、ペアリングなどに使用する「HUAWEI Health」アプリはバージョン8.0.52.300(およびその直前のバージョンなど)を使用した。
初期設定には「HUAWEI Health」アプリを用いる
HUAWEI WATCH FIT エレガントエディションも、HUAWEI Band 6もどちらも初期設定には「HUAWEI Health」アプリを使用する。今回の検証ではiOS端末を用いたので、App Storeから同アプリをインストールして起動。「デバイス」タブから「追加」を選択し、機種名を選択すると、ウォッチ側のディスプレーにチェックボタンが現れるので、これをタップしてペアリングが完了する。
ペアリング時には、ファームウェアの更新に関する通知が表示され、ポップアップの選択肢から「更新」を選択すると、その場で更新が行われる点もユーザーフレンドリーだ。なお、今回の検証では、HUAWEI WATCH FITエレガントエディションがバージョン11.1.0.50に、HUAWEI Band 6がバージョン1.0.4.26に更新された状態で実施した。