県内の医師、歯科医師ら千七百人でつくる県保険医協会(岐阜市)は四日、マスクと消毒用アルコールを必要な医療機関に安定して供給するように求める要請を古田肇知事に出した。
同協会は三日まで、会員を対象にマスクと手指の消毒用アルコールの不足状況を調べた。計五百五件の回答があり、マスクの在庫なしが四十八件、「一カ月以内に在庫が尽きる」が六割を超える三百十七件だった。消毒液不足は深刻で、在庫なしが八十二件だった。
各病院の平均在庫はマスク、消毒液ともに約一カ月分で、マスクを洗って再利用する医療機関もあるという。問屋からの入荷が期待できず、職員がドラッグストアで買う場合もある。
県庁で会見した竹田智雄会長(60)は「緊急事態。県から国に要請して供給が確保できないと診察や治療に支障が出る可能性がある」と訴えた。県医療整備課の伊藤正憲課長は「県も調査している。保健所の職員用の県の備蓄も足りないので、国にしっかりと求めていきたい」と話した。
◆マスク「在庫あり」回答の小売店ゼロ
県は四日、県内全市町村のスーパーやドラッグストアにおける生活関連物資の不足状況の調査結果を発表した。
県民生活課や各市町村が三日、計二百七十四店でマスクや消毒液、紙製品の九品目の在庫と陳列状況を調べた。マスクを置いている二百七十二店のうち、在庫がない店は二百五十六店に及び、在庫があると答えた店はなかった。
トイレットペーパーとティッシュペーパーの在庫は半数以上の店でなくなり、生理用品や紙おむつの在庫がなくなる店も出始めているという。今後も各店の調査を続け、節目ごとに結果を公表する方針。
(藤原啓嗣)
◆「まさか令和に…」早朝から連日行列
岐阜市内のドラッグストアでもマスクを求めて行列ができる日が続いている。スギドラッグ柳ケ瀬通店には四日、約十人が開店前から並んだ。三日は二十人を超えたという。
二月末から早朝からの列ができた。店員は普段より早い午前七時には出社し、店頭に入荷数を張り出している。感染と転倒を防ぐため、行列の間隔を空けるよう呼び掛ける配慮も。戦時中の配給にも並んだという女性(91)は「まさか令和になっても日用品が足りなくなるとは」と話した。
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March 04, 2020 at 12:06PM
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医療現場、マスクや消毒液「不足」 県に安定供給要請 - 中日新聞
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