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Tuesday, March 3, 2020

東日本大震災9年:きめ細かい支援継続を 格差拡大、ニーズ多様化 さいたまで避難者シンポ /埼玉 - 毎日新聞

支援内容を報告する福島県の復興支援員=さいたま市文化センターで

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からまもなく9年。離郷を余儀なくされた被災者の避難生活は長期に及んでいる。さいたま市内で開かれたシンポジウムでは、健康不安や経済困窮、独居高齢者の孤立化などが報告された。生活状況の格差が広がりニーズが多様化しているといい、支援者らは「更にきめ細かい支援の継続が必要だ」と訴える。【大平明日香】

 「最初は避難者として同じ土俵の上にいた。しかし現在は、子供が進学や就職するなどして生活が安定した家庭もあれば、病気が悪化して生活不安が増大した人もいる。格差が拡大している」。主催した県労働者福祉協議会の永田信雄専務理事は指摘した。

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March 03, 2020 at 07:34PM
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