日銀が2日発表した3月の資金供給量(マネタリーベース、平均残高)は前年同月比2.8%増の507兆8486億円だった。伸び率は前の月(3.6%)から縮小した。日銀による大規模な金融緩和を背景に、資金供給量の拡大が続いている。
3月の平均残高の内訳は日銀の当座預金が同3.0%増の393兆6670億円、紙幣の発行高は同1.9%増の109兆2464億円、貨幣(硬貨)の流通高は同1.8%増の4兆9352億円だった。
3月末の残高は509兆8069億円だった。
マネタリーベースは市中に出回るお金(紙幣、硬貨)と金融機関が日銀に預ける当座預金の合計。日銀は消費者物価指数(生鮮食品を除く)の前年比上昇率が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大を続ける方針を掲げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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April 01, 2020 at 05:01PM
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3月の資金供給量、前年比2.8%増 月末残高は509兆円 - 日本経済新聞
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