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Saturday, April 11, 2020

潜在ニーズをカタチに!新しいホンダ「フィット」が大胆に“キャラ変”できた理由(&GP) - Yahoo!ニュース

先代に当たる3代目モデルまでの累計販売台数は、約269万台。そんな失敗できない大ヒット作であるにもかかわらず、大胆で意欲的なフルモデルチェンジを行ってきたのが、ホンダのコンパクトカー「フィット」です。

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ではなぜ、4代目となる新型は、大胆なまでにキャラクターをシフトしてきたのでしょうか? そこには、多角的に“心地よいクルマ”を作るための、綿密なリサーチと大胆な割り切りがありました。

新型フィットはあらゆる角が丸いファニー系

先頃フルモデルチェンジしたフィットが、「かわいい」「ガラッと変わった」「テレビCMが素敵」と話題だ。販売も好調で、発売から1カ月間で月販目標の3倍となる3万1000台超を受注した。ちなみに、ほぼ同時期に発売されたトヨタ「ヤリス」は、発売から1カ月で約3万7000台を受注と、同様に好調。国内2大メーカーの代表的コンパクトカーがガチンコの販売競争を繰り広げ、市場はちょっとしたコンパクトカー祭りの様相を呈す、はずだったのだが、新型コロナウイルスで…。

ホンダは国内2工場、トヨタは国内5工場で、それぞれ4月に一定期間、操業を停止する。そもそもユーザーが、クルマを買うために販売店へと足を運べる状況ではない(可能な地域はどんどん行ってください)。世界が未曾有の危機に見舞われ、クルマがどうのこうのという状況ではないが、日常はいつか必ず戻る。そうすればまた、クルマについてこうでもないああでもないと楽しむことができるはず。安易に出掛けられない今は、せめてオンラインでクルマを“読んで”いただきたい。

さて、フィットに話を戻そう。初めて新型の姿を目にした際、直感的に「いい!」と思った。最初に目についたのは、動物の目のようなヘッドランプと、飛び出した“おでこ”のようなフロント中央部分だ。ふたつの特徴によって、まるで生き物のよう。ペットをかわいいと思うのに似た印象を抱いた。全体に角張っていて、シャープなエッジを多用した3代目とは打って変わって、あらゆる角が丸い。完全にファニー系だ。

インテリアもガラリと変わった。フロントウインドウ越しの景色が違う。フロントのピラーがすごく細くて視界を邪魔しないのだ。細いフロントピラーの手前には、実際に車体構造を担う太いピラーがあり、それらを両端とするパノラミックな視界が広がる。

ダッシュボードも平坦なデザインでスッキリ。たいていのクルマの場合、ステアリングホイール奥にあるメーターはカウルで囲まれ、太陽光が射し込みにくくなっているが、新型フィットにはそれもないからダッシュボードが実にフラットだ。メーターの液晶を高輝度タイプにすることでカウルを不要とした。映画館のようで気に入った。

「面白いクルマなのでは?」と、走らせる前から予感させる。実際の走りがどうかについては他の記事を参照いただきたいが、簡潔にいえば、走りも変わった。乗り心地がソフトで快適になった。往年のフランス車のよう、というのはいい過ぎにしても、その雰囲気がある。

実際、開発に際して、古いフランス車を研究したそうだ。そして静かでよく走る。それもそのはず。これまで上級車種のみに採用されていたハイブリッドシステムが、フィットにまで“降りてきた”からだ。

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