日銀が7日発表した4月の資金供給量(マネタリーベース、平均残高)は前年同月比2.3%増の518兆9225億円だった。日銀による大規模な金融緩和を背景に、資金供給量の拡大傾向が続いている。もっとも、伸び率は3月(2.8%)から縮小し、2012年4月以来の小ささだった。
4月の平均残高の内訳は日銀の当座預金が同2.5%増の403兆6185億円、紙幣の発行高は同1.5%増の110兆3642億円、貨幣(硬貨)の流通高は同1.4%増の4兆9398億円だった。
4月末の残高は529兆1539億円だった。
マネタリーベースは市中に出回るお金(紙幣、硬貨)と金融機関が日銀に預ける当座預金の合計。日銀は消費者物価指数(生鮮食品を除く)の前年比上昇率が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大を続ける方針を掲げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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May 06, 2020 at 05:12PM
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4月の資金供給量、前年比2.3%増 月末残高は529兆円 - 日本経済新聞
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