[31日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は31日、英製薬大手アストラゼネカがEUに対する第1・四半期の新型コロナウイルスワクチン供給量を900万回分増やし、4000万回分にする見通しだと明らかにした。
アストラゼネカは1月に突如として第1・四半期のEU向けワクチン供給を削減する方針を示したため、EU当局との間で対立が生じていた。
フォンデアライエン氏はツイッターにアストラゼネカは900万回分を追加供給する見通しで、「1週間前倒しで供給を開始する」と投稿。欧州での生産能力も拡張するとした。
同社は先週、EUの不満を和らげるために、EU向けのワクチン供給の一部を前倒しで行い、追加で800万回分のワクチンを提供することを申し出たが、EU側は依然として当初約束していた量には遠く及ばないと指摘していた。アストラゼネカは当初、第1・四半期に少なくとも8000万回分を供給することで合意していた。
フォンデアライエン氏は31日にコロナワクチンを生産する製薬各社の最高経営責任者(CEO)とビデオ会議を開き、コロナ変異種の脅威について警告した。同氏は声明で「変異種の出現に備えることが非常に重要」と強調した。
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