ギズモードUSでも高評価、Anker初のノイズキャンセリングイヤホンが登場です。
Appleの6万1800円の高級ヘッドホンが売れていて、さらにBoseといったメーカーも高級路線で追随する世界線で、安い、高機能、そしておしゃれなノイズキャンセリングのイヤホンが求められていました。ギズモードでも「コスパノイキャンの優勝イヤフォン」とレビューしましたが、今回はギズモードUSのJohn Biggs氏によるレビューをお届けします。
AnkerのオーディオブランドSoundcoreから登場した「Liberty Air 2 Pros 」は、12,980円(アメリカでは130ドル)で、ホワイト、ブラック(アメリカではさらにブルーとピンクも)のカラー展開、蓋をスライドするタイプの充電ケースが付属。イヤホン本体のみで最大7時間(ANC使用時は6時間)の再生時間、シンプルなタッチコントロールも搭載していて、ダブルタップで音楽の再生や停止、曲送りをしたり、タッチパッド上部を長押しで、ノイズキャンセリングと外音取り込みの切り替えが可能です。
これは何?
安価でかなり使えるノイズキャンセリングイヤホン
価格
12,980円(130ドル)
良いところ
値段の割にしっかりした音質であるところ
残念なところ
音のメリハリがなくて、のっぺりしたサウンドなところ
音質もかなり良いです。が、ハイエンドイヤホンと同レベルというほどではありません。フラットで、ほぼ単一的なサウンドを特徴とし、どちらのエッジもチューニングがあまりされていなくて、低音と高音は許容範囲内です。ノイズキャンセリングの性能は(シミュレーションされた)飛行機と屋外の環境、双方で両方で良好でした。
このイヤホンには9種類(XXXS / XXS / XS / S / M / M+ / L / L+ / XL )のイヤーチップが付属していて、私は通常サイズより少し大きめのものでフィットしました。しっかり耳にフィットさせないと、騒がしい環境では効果的ではありませんが、フィットできると軽くてとても快適です。バッテリーの持ちも素晴らしかったです。1度の充電で6時間持続し、USB-Cで接続するケースの充電池量も十分です。常にポケットに入れておいて、音声コールや(音楽やPodcastなどの)リスニングで時々使用するくらいであれば、残電量を気にする必要はありませんでした。
Liberty Air 2 Proをでいろんな音楽を聴いてみましたが、テイラー・スウィフトのからフー・ファイターズまで、音質は十分でした。しかし前述のように、低音と高音の差があまりなく音楽が前面に出ているので、もう少し音の分離感と深さが欲しかったところ。しかしアクティブノイズキャンセリングが使えるので、地下鉄通勤や近所の散歩に適したイヤホンであることは間違いありません。
さらにイヤホンの音質を調整できるSoundcoreアプリを試してみました。さまざまな音量でさまざまな周波数を調整することができます。結果としてデフォルトの設定よりも良い音質にできましたが、劇的に変わるというほどでもありませんでした。
このアプリの機能の中に「ノイズキャンセリングレベルダイヤル」があり、この機能で特定の周波数を下げることができると思うのですが、 ダイヤルを回しても何も変化が起こった感じはありませんでした。
そもそも130ドル(12,980円)のイヤホンに大きな期待をする必要がありません。価格の割によくできているし、フィット感も良いし、しっかりノイズキャンセリングもしてくれます。それなりの機能、それなりの音質、そしてお財布に優しいものを求めているなら、Liberty Air 2Proは一見の価値アリです。
最後に
- SamsungやAppleの「Pro」イヤホンの安価なジェネリック製品になり得ます
- フィット感は快適で良い感じです
- 音質も良し、ノイズキャンセリングも素晴らしいです
からの記事と詳細 ( Anker Liberty Air 2 Pro レビュー:安いノイキャンイヤホンの決定版! - GIZMODO JAPAN )
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科学&テクノロジー
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