6月以降、15GB以上が有料になるGoogleのストレージに課金するか否か…。
悩めるストレージ難民のために、Googleはここぞとばかりに新しい機能を発表しました。Googleのプロダクトブログ(英語)によると、Google Oneの契約ユーザー限定で、これまでPixelでしか利用できなかった写真編集機能が他のAndroid端末でも使えるようになります。
新しい写真編集機能は、友人や家族のスナップ写真をより良く見せるためのポートレートぼかし機能やポートレートライト機能、特定の色を強調するカラーポップ機能や、特定の被写体を強調するぼかし機能が追加。これらのエフェクトを自分で適用させることも、Google Photoの自動提案で適用させることも可能です。新しいエフェクトは、(最新デバイスで利用できる)深度センサーが搭載されていない古いスマートフォンで撮った写真や、過去撮影した写真にも対応します。
機械学習を用いて、ワンタップで明るさやコントラスト、彩度などの様々な設定を自動調整する「ダイナミックサジェスチョン」というより高度な編集機能もサポート。また、空の色を自動提案してくれる「スカイサジェスチョン」フィルター(上記の例)も追加、まるで「息を飲むような日の出と日の入り」を演出してくれます。
さらに同時に、Googleフォトの動画編集機能も発表していて、こちらは無料のユーザー含むすべてのGoogle フォトユーザーが対象です。
トリミング、手ぶれ補正、回転、フィルターの追加等、30を超える設定やコントロールが新しく追加されました。やったね!
でも2021年6月以降、Google フォトに15GB以上の写真がある人は、月額250円の100GBプラン以上を契約しないといけません。
今後、Googleフォトは15GBまで無料で使えますが、そもそも5GBまでしか無料で使えないAppleのiCloudやMicrosoft OneDriveと比べるとすでに3倍の容量なので、実はそれでも太っ腹とも言えます。つまり無料の範囲で、写真を移行したくても、メジャーなサービスどころでは他の選択肢が無いのが実情です(Amazonだったら、プライム会員なら容量無制限に保存できる「プライムフォト」があります)。
Google Oneは100GB/月額250円、200GB/月額380円、Microsoft OneDriveは100GB/月額224円で、Apple iCloudだと50GB/130円、200GB/400円で、競合とあまり大差ないんですよね。
Googleフォトの無制限ストレージが、未来永劫に無料で誰でも使えるとは思ってはいませんでしたが、これを機に全人類はクラウド上の写真のデータとどう向き合うべきか、選択と決断を迫られるわけです。
からの記事と詳細 ( Googleフォトの新編集機能が登場。よさそうだけど無料&容量無制限で使えるのは6月までだよ - GIZMODO JAPAN )
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科学&テクノロジー
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