
「変異ウイルス対応のワクチン、今年秋に供給開始可能」アストラゼネカなど
イギリスの製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学は、変異ウイルスに対応するワクチンの開発について、今年秋には供給を開始できるとの見通しを示しました。
南アフリカやブラジル、さらにイギリスで新たに見つかった新型コロナの変異ウイルスは、現在使われているワクチンの有効性を弱める可能性が指摘されています。
「今年の秋には何らかのワクチンが用意されていることを目指しています」(アストラゼネカ調査開発部門 パンガロス氏)
3日、会見したアストラゼネカとオックスフォード大学は変異ウイルスに対応するワクチンを調整するのは比較的短いプロセスだとして、今年の秋には、いわば第二世代の新型コロナワクチンの供給が始められるとの見通しを示しました。
どの変異ウイルスをターゲットにするか、との質問に対しては「現在、世界各地で見られている複数の変異ウイルスすべてに対応できるものを開発することを目指す」「それが、さらなる変異に対応する際の基礎になる」と説明しました。
一方、ドイツやフランスがアストラゼネカのワクチンを「治験データが十分でない」ことを理由に「65歳以上への使用を推奨しない」と決めたことについては、「高齢者にも免疫反応を引き起こすことが証明されている」としたうえで、「データが足りないことはワクチンが効かないことを意味しない」と述べ、現在65歳以上を対象にした治験も進めていると明らかにしました。
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