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Sunday, April 4, 2021

インドでコロナ「第2波」 ワクチン譲与高まり他国供給に遅れも - 毎日新聞 - 毎日新聞

新型コロナウイルスの検査を受ける国民(右)=インドのムンバイで2021年4月3日、AP 拡大
新型コロナウイルスの検査を受ける国民(右)=インドのムンバイで2021年4月3日、AP

 新型コロナウイルスの感染者が世界で3番目に多いインドが、感染拡大の「第2波」に見舞われている。政府が4日に発表した直近24時間の新規感染者は9万3000人を超え、9万人台で推移した2020年9月のピーク時と同水準に達した。こうした中、インド国内での新型コロナワクチンの需要が高まっており、インド産ワクチンの外国への供給に遅れが生じる見込みだ。

 インドでは1日当たりの新規感染者は20年9月の10万人弱をピークに減少に転じ、21年2月には1万人を下回る日もあった。だが3月に入ってから感染が急速に拡大。英国や南アフリカ、ブラジルで見つかった変異株に加え、別のタイプも確認されている。

 とりわけ、商都ムンバイがある西部マハラシュトラ州の感染状況が深刻で、インド全土の新規感染者の過半数を占める。同州では夜間の外出制限が始まったほか、地元メディアによると、金曜日夜から月曜日朝までロックダウン(都市封鎖)を実施する。

 インドは世界で流通する各種ワクチンの6割を製造する「ワクチン大国」だ。新型コロナのワクチンについても、インド企業「セラム・インスティテュート・オブ・インディア」が、英アストラゼネカが開発したワクチンをライセンス生産し、発展途上国にワクチンを供給する枠組み「COVAX」などを通じて各国に供給している。

 インド外務省によると、3月末時点で、COVAXでの枠組みを通じた1820万回分を含む計6440万回分を84カ国に輸出してきた。

 だが、感染者の急増により、インド国内でのワクチンの需要が高まっている。4月1日からは、これまで医療関係者や高齢者が中心だったワクチンの接種対象を45歳以上に広げた。途上国へのワクチン普及を進める国際組織「Gaviワクチンアライアンス」は3月25日、インド国内の需要の高まりにより、3~4月のワクチン提供に遅れが生じる見通しだと発表した。【ニューデリー松井聡】

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