
近畿大学(大阪府東大阪市)の女子学生2人が和歌山を中心にフリーマーケットを開催している。名称は「るらるマーケット」。「地方」を意味する英語「Rural」から取った。コロナ禍でネット販売が広がっているからこそ、対面で買い物する楽しさを感じてほしいという。
るらるマーケットを主催するのは、近大経営学部2年の岡本萌花さん(19)と同大経済学部2年の山本あかりさん(19)。ともに将来の夢は「社長」だ。近大が実施する学生ベンチャーの育成プログラムに参加し、意気投合したという。
2人はプログラムで、様々な事業に挑戦してきた。売り物にならなくなった衣類をリサイクルショップから無料で引き取り、フリマアプリで販売した時は2週間で12万円を売り上げた。
「ある人にとっては不要でも、他の人にとってはお金を払ってでも欲しい場合がある。ニーズを合致させられる場所を作りたい」と山本さん。フリーマーケットを思いついた。
2人とも和歌山にゆかりがあるわけではないが、初めての開催は昨年10月、紀美野町ののかみふれあい公園だった。岡本さんは「大手のフリマ会社が手をつけていない地方に、ニーズがあると思った」。インスタグラムで告知すると、当日は2500人が集まり、駐車場に車が入りきらないほどの人気だったという。
育成プログラムは修了したが、大学から設立金として30万円の補助を受け、今年3月、事業を法人化した。出店者が支払う2千~3千円ほどの出店料が2人の利益になる。これまでに開いた5回のうち、和歌山城公園など4回が県内の会場だ。
今月23日も、岩出市の県植物公園緑花センターで開催し、約1500人が集まった。子どもが着られなくなった服を販売する家族連れや、趣味のハンドメイドのアクセサリーを出品するパートの女性など、出店者も大半が地元の人たちだ。
2人が大学に入学した昨春以降、新型コロナウイルスの影響で授業はリモートばかり。大学には数回しか行ったことがないという。
山本さんは「こういう時だからこそ、会話しながらの買い物の機会を提供していきたい」、岡本さんは「地方に密着し、無駄をなくしたり、地域のコミュニティーを作ったりする手伝いができたら」と話す。
今後の開催予定などの問い合わせは、るらるマーケットへ電話(050・3177・5176)かQRコードで。県内の予定は、6月6日の本町公園(和歌山市)、同月19日の県植物公園緑花センター(岩出市)など。(国方萌乃)
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