
* * * 医療法人理事を務める東京都の中村英理さんは、60代でVIO(陰部やお尻周辺)の医療脱毛を行った。きっかけは、6年前に94歳で亡くなった父親の介護をしたことだ。 「終末期の父は寝たきり状態で、おむつ交換が必要でした。特に大変だったのがノロウイルスにかかってしまったとき。おむつを替えている最中から便が漏れてしまうような状況で、ストレスから私も声を荒らげてしまうことが何度かありました。今思えば、父もつらかったと思います」 このとき中村さんが実感したのが、「赤ちゃんのように毛がなければ、さっと汚れが拭けて、介護する側もされる側もストレスが減るのではないか」ということだ。 「将来、排泄ケアを受けることになったときに、できるだけ介助者の手を煩わせたくないし、自分も苦しみたくない。そのために脱毛することは、エチケットだと思います」 大阪府在住の40代主婦も、一昨年から脱毛施術を始めた。もしも将来、一人娘に介護をお願いせざるを得なくなったときに、できるだけ迷惑をかけたくないと思った。 「相手が家族でもプロの方でも、やっぱり下半身を長時間見られるのは恥ずかしい。拭きやすければ時間も短くて済みますし、実際、脱毛をしてからトイレや月のものの処理が楽になりました」 男性も例外ではない。都内で会社役員を務める40代男性は、テレビの特集を見たことがきっかけで脱毛することを決めた。夫婦2人暮らしで子どももいないことから、「ひとさまに迷惑をかけないように」との理由で始めたが、脱毛したことで長年の排泄の悩みからも解放されたという。
からの記事と詳細 ( 男性ニーズも高まる中年の「介護脱毛」 長年の悩みから解放も〈週刊朝日〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース )
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