Pages

Tuesday, July 27, 2021

ワクチン偏在 大学困惑…供給遅れ 接種計画を延期、希望頭打ち 他校振り分け : ニュース : 関西発 : 地域 - 読売新聞

 新型コロナウイルスのワクチン供給を巡り、職域接種を計画する大学に戸惑いが広がっている。政府は申請済みの大学に8月中に供給を始める見通しを明らかにしたが、大学側には明確な時期や供給量が示されないまま。6月下旬から希望者への接種を進めている大学もあり、ワクチンの偏在に不満の声も上がっている。

いつ届く

 全国に約800ある大学のうち、大阪大や近畿大など17校が6月21日に職域接種を始めた。文部科学省によると、受け付けを停止した25日までに接種を申請したのは392校。厚生労働省の承認を受けて今月23日までに始められたのは、立命館大や同志社大など158校にとどまる。

 申請済みの大学について、萩生田文科相は「後期授業が始まる9月末までに2回目の接種を終える」と話す。しかし、ワクチンが届く時期を見通せない大学は多い。

 大阪大谷大は7月上旬から学生・教職員約3500人に接種する計画だったが、14日になって国から連絡があり、ワクチンが届くのは「8月9日以降」と知らされた。3年の女子学生(20)は「本当に打てるのか、いろいろと事態が変わるので不安」とため息をつく。

 3万人が対象の関西学院大は7月中旬の開始予定を8月中旬以降に延期。担当者は「計画の詳細を決められず困っている」と嘆く。

 開始のめどが立たない京都市内の私立大の幹部は「所属する大学や職場によってワクチンを打てる、打てないが決まるのは不公平だ。接種状況で授業形態や学祭などへの対応が異なってくる。学生募集にも影響しかねない」と危惧する。

連携進む

 一方で、自校の学生らへの接種が進み、確保したワクチンを他へ振り分ける動きもある。

 近畿大は学生約2万8000人と教職員のワクチンを確保。今月中旬からは2回目の接種をしている。希望する学生は約1万7000人で頭打ちに。確保した分を無駄にしないよう、大阪教育大の学生らに接種している。

 京都府内の46大学・短大が加盟する「大学コンソーシアム京都」(京都市)は、医師らを確保できなかったり、対象者数が申請条件に満たなかったりした大学を支援する枠組みを構築。京都大が14校を受け入れる。

 東北大も、宮城県、仙台市と共同で設置した大規模接種センターで、近隣の12大学や高専の学生・教職員も受けられるようにした。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( ワクチン偏在 大学困惑…供給遅れ 接種計画を延期、希望頭打ち 他校振り分け : ニュース : 関西発 : 地域 - 読売新聞 )
https://ift.tt/2UX5hyK

No comments:

Post a Comment