
国際銅研究会(ICSG)がまとめた2021年1~6月統計によると、銅地金の需給バランスは2千トンの供給不足だった。6万7千トンの供給過剰だった前年同期と比べると、需給バランスはほぼ均衡した状態となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた前年同期から、供給量と需要量がともに回復した。
1~6月の地金供給量は前年同期比3.2%増の1231万3千トンだった。対する需要量は1231万5千トンと同3.8%増え、供給量をわずかに上回った。
供給面では、中国の生産量が6%増えたほか、工場の新設などがあったコンゴ民主共和国が同13.5%増加。前年の精錬所の一時的な操業停止から回復した米国やザンビアがそれぞれ2ケタ増となった一方、チリの生産量は7%減った。
ICSGは、コロナ禍に見舞われた20年の中国を除く世界の銅需要は19年比9%減少したと推定する。自動車など製造業の復調を映し、21年1~6月の需要量は前年同期比6%増を見込むが、コロナ禍前の19年1~6月比では4.7%低い水準にとどまるとした。
6月単月では、供給量の203万2千トンに対し需要量が212万2千トンと、9万トンの供給不足だった。供給不足となるのは4月以来2カ月ぶり。
からの記事と詳細 ( 銅需給、2000トンの供給不足 1~6月 国際銅研究会 - 日本経済新聞 )
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