
豊田通商と豪英系資源大手BHP、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)は4日、電池サプライチェーンのサステナビリティ、リサイクル、トレーサビリティの向上を目的とした「グリーンニッケルサプライチェーンおよび電動車エコシステム」で覚書を締結したと発表した。BHP傘下の豪ニッケルウエストが生産する硫酸ニッケルのPPESへの供給を含む協業戦略立案について3社で合意した。加えて電池スクラップおよび使用済み電池のリサイクルに関して、ニッケルウエストの工程を活用する方法についても検討する。 3社は、電池バリューチェーンにおける温暖化排出ガスを削減し、よりサステナブルな電池サプライチェーンの構築を検討することで合意した。原材料のトレーサビリティ、サプライチェーンにおける企業倫理および人権を尊重する企業の責任についても協議検討する。また、トヨタ・モーター・コーポレーション・オーストラリアとニッケルウエストは昨年12月に鉱山用電動車の試験納入を決めており、今後も協働していく予定としている。 ニッケルウエストでは先月までに年産10万トン規模の硫酸ニッケルの新工場を完成させ、稼働を開始させたもよう。7月には米テスラとも供給契約や原料のトレーサビリティなどについての協業を発表していた。
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