アジア時間帯29日午前の取引で、北海原油代表油種のブレント先物相場が一時5.2%上昇し、1バレル=76ドル台前半に戻した。ニューヨーク原油先物相場も一時5.9%上げ、72ドル台に乗せた。
新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」が、世界のエネルギー需要に及ぼすリスクを見極める動きとなったほか、石油輸出国機構 (OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の閣僚級会合を控え、供給拡大の停止が決まる可能性があるとの観測が広がった。
ICEフューチャーズ・ヨーロッパの北海ブレント先物1月限は、シンガポール時間午前9時1分(日本時間同10時1分)時点で4.2%高の75.78ドル。前週末は約12%安で終了していた。
ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物(2022年1月限)も同時刻時点で4.9%高の71.51ドルで取引された。
世界最大の独立系石油商社ビトル・グループは、新たな変異株の発生を考えれば、OPECプラスが今週の閣僚級会合で生産方針を決定するに当たり、 慎重な姿勢を取る可能性が高いとの見方を示した。
OPECプラス、今週の会合で慎重姿勢維持の公算大きい-ビトル
原題: Oil Rebounds After Friday’s Rout as Traders Weigh Omicron Threat、Brent Oil Rebounds After Rout as Traders Weigh Omicron Threat(抜粋)
(ブレントとWTIの最新の相場などを追加して更新します)
からの記事と詳細 ( 北海原油5%反発、76ドル台-OPECプラス供給拡大停止の観測 - ブルームバーグ )
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