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Monday, December 20, 2021

「3回目接種」福島県も前倒し 新型コロナ、確実な供給要望へ - 福島民友

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を巡り、政府が医療従事者や高齢者らを対象に、2回目との接種間隔を短縮する方針を明らかにしたことを受け、内堀雅雄知事は20日の定例記者会見で、県内でも政府方針に沿って前倒しで3回目接種を進めていく方針を示した。円滑な接種に向け、政府に対し配分スケジュールの早期提示や必要量の確実な供給を求めていく。

 3回目接種を巡っては、政府が17日、医療従事者や高齢者施設の入所者、職員らを対象に、接種間隔を従来の8カ月から6カ月に前倒し、来年2月以降、その他の一般の高齢者も7カ月に短縮する方針を示した。

 内堀知事は「追加接種の前倒しは、全国知事会の要請や自治体の要望に沿った対応と評価している。関係機関と連携して円滑に進められるよう取り組んでいく」と述べた。その上で「前倒しする場合、市町村において対象者の把握や接種態勢の再構築が必要となる」と指摘。「早急に具体的な接種計画を策定する必要があるため、ワクチンの配分スケジュールを早期に示すことや、必要となる量を確実に供給することを政府に求めている」と述べた。

 ワクチン接種を巡っては、厚生労働省が先月、5~11歳の接種が早ければ来年2月ごろに始まる可能性があるとして、接種態勢の準備を自治体に求める事務連絡を出した。今後、高齢者の追加接種の前倒しと、子どもの接種時期が重なる可能性が高く、内堀知事は「市町村の接種態勢が元々(前倒ししての)追加接種を行うことでも大変で、さらに子どもたちの接種が加われば、それぞれ極めて重要な対応となる」と指摘。政府に対し、市町村が円滑な接種を行うための対応を求めていく考えを示した。

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