世界有数の半導体製造装置メーカーである ASMLホールディングも半導体不足で打撃を受けている。日産自動車から米アップルに至るまで多くの企業への半導体供給がさらに厳しくなる悪循環を生む恐れがある。
ASMLの装置は先進半導体の生産には欠かせない。ピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)は、同社に必要な半導体を確保するため「日々格闘」していると危機感を示した。
ウェニンクCEOは19日のオンライン記者会見で「当社は影響を直接受けている」と発言。どの半導体メーカーが必要な半導体を生産しているか見いだし、直接電話して交渉していると明らかにした。
1台がバスほどの大きさになる半導体製造用露光装置について、年内に55台、来年にはさらに多くの台数を納入できる見通しは変わっていないと同CEOは述べた。それでも需要は生産能力を40-50%上回っており、これを均衡させるには最長で3年かかる可能性があると続けた。
原題: Chip Linchpin ASML Joins Carmakers Warning of Vicious Cycle(抜粋)
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