2022年05月19日00時51分
愛知県は18日、豊田市などの事業所に供給する工業用水について、関連施設で大規模な漏水が起きた影響で給水が停止する恐れがあることを明らかにした。施設復旧のめどは立っていないという。給水先は、豊田市や岡崎市など西三河地域の9市3町の131事業所。自動車関連の企業が多く、操業への影響が生じた。
関連施設は豊田市にある「明治用水頭首工」。川をせき止める施設で、工業用水はこの施設から取水している。県によると、18日午前4時45分ごろに全く取水できなくなった。浄水場に残っている水がなくなると、給水が停止する見込みで、企業に節水を呼び掛けている。
施設を所管する東海農政局によると、15日に現地で漏水を確認。穴をふさぐため石を投入したが状況は改善せず、17日未明に大規模な漏水が発生した。原因は分かっていない。必要な水の確保に向けて、仮設ポンプ設置などの応急復旧作業を実施。中部地方整備局も、ポンプ車や照明車を現地に派遣したほか、カメラを設置して監視している。
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