[パリ 30日 ロイター] - フランスの電力会社エンジーは、ロシア国営ガス会社ガスプロムから30日からガス供給を減らすと通知されたと発表した。契約の適用に関する意見の相違が理由としている。
エンジーは声明で「既に発表したように、エンジーは顧客に約束した分および自社の必要量をすでに確保している。ガスプロムの供給中断で起こり得る直接的な財務・物理的影響を大幅に軽減する措置を講じている」と説明した。
ガスプロムからエンジーへの供給は、ウクライナ戦争開始以降、大幅に減少し、直近の月間供給量は1.5テラワット時(TWh)。エンンジーの欧州での年間供給量は400TWh。
ボルヌ仏首相は29日、ガス・電力供給を制限せざるを得なくなった場合、最初に打撃を受けるのは企業だとし、全企業に9月中に省エネ計画を策定するよう求めた。
フランスのロシア産ガスの依存度は欧州では低く、ガス消費量の約17%にとどまる。
からの記事と詳細 ( ガスプロム、仏エンジー向けガス供給30日から削減 契約巡り相違 - ロイター (Reuters Japan) )
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