ロシア国営ガスプロムは22日、ウクライナ経由での天然ガス供給を28日以降に削減する可能性があると公表した。ロシアとモルドバの契約に基づき、モルドバ向けに供給したガスの一部がウクライナにとどまっているためと主張している。
ガスプロムによると、パイプラインを通じてロシアからウクライナに送るガスの量と、ウクライナ経由でモルドバに届くガスの量に差が生じている。ウクライナが一部のガスを抜き取り、約5300万立方メートルのガスがウクライナ国内に滞留していると主張する。
同社は今後もガス供給量の不均衡が続くようであれば、現地時間28日午前10時(日本時間同日午後4時)から、ウクライナ経由でのガス輸送量から1日あたりの供給不足分を削減する予定としている。
タス通信によると、ガスプロムの発表を受けて供給減が意識され、22日の欧州の天然ガス価格は2%上昇した。
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