[上海 16日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は16日、2週間ぶりに短期流動性の供給を拡大した。市場参加者は年末に向けて潤沢な資金を維持する狙いがあると指摘している。
人民銀行はこの日、期間7日のリバースレポを通じて410億元(59億ドル)を供給。過去10日間は毎日20億元を供給していた。
この日は20億元のリバースレポが期限を迎えるため、差し引きで390億元を供給したことになる。
複数のトレーダーは、今回の資金供給について、市場心理を安定させ、資金需要が例年急増する年末に向けて潤沢な流動性を維持する狙いがあると指摘した。
人民銀行は前日、中期貸出制度(MLF)を通じた流動性支援を拡大した。
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