著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・ETFによる需要過多でBTC価格上昇か?
BTC/JPY日足Bidチャート(当社取引ツールより作成)
上図は、2024/1/1から2/28までのBTC/JPYの日足チャートである。
1/11に米国でのビットコイン現物ETF(上場投資信託)の取引が開始され、約1ヶ月半が過ぎた。
取引を開始した9つのBTC現物ETFは、デビューから2ヶ月もせず30万BTC(170億ドル相当)を集め、BTC現物ETFへの純流入は60億ドルを超えた。
約45日で60億ドルも資金が流入したということは、1日あたり平均1.3億ドルの買い付けが要求されている計算である。
ETF承認前の水準である1BTCあたり45,000ドルで換算すると、1日あたり約2,900BTCの需要が発生するということである。
翻ってBTCの供給はどうなっているか。
2020年の半減期後のマイニング量は、1ヶ月あたり25,000~29,000BTCほど、つまり1日あたりではわずか900BTCほどである。
1日あたりの需要が約2,900BTCに対し、供給(マイニング数量)はわずか900BTCであり、ETFによって需給のバランスが大きく崩れていることがわかる。
これは市場に対する影響が大きく、価格上昇の主な要因となったのではないだろうか。
では、現在60,000ドル(約900万円)に到達したBTC価格は適正と言えるのか、こちらで再計算して検討してみる。
1.3億ドル/60,000ドル≒2,200BTC
このように計算した場合は、供給の900BTCでは足りていないと考えることもできる。つまり、需給バランスで考えるとBTC価格がまだ上昇する可能性もあるだろうか。
今後、ETFによる資金流入額が急激に減少しなければ、上昇は続くかもしれない。
また、半減期が4月に迫っており、この流れに拍車をかける可能性もある。
からの記事と詳細 ( BTC(ビットコイン)、ETFによる買い急増か?供給(マイニング)から見える今後の方向性は【仮想通貨相場】 - コインテレグラフ・ジャパン(ビットコイン、仮想通貨、ブロックチェーンのニュース) )
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