ニーズ捉えた事業展開／オラクル、顧客管理システムなどで個別対応可能に - 電気新聞

オラクルは自社のサービスや製品で日本の公益事業者を支えてきた（写真左は模型で事業構想を説明するバラード氏 ）

　米国ソフトウエア大手のオラクルは自社の製品・サービスで、世界各国約２６００の電力・ガス・水道といった公益事業者を支えてきた。電力小売り全面自由化で競争が激化している日本でも、エネルギー事業者の業務効率化や最終需要家の役に立つサービスを提供。あらためて日本市場での事業拡大に力を注いでいる。このほど来日したオラクルのエネルギー業界担当役員と、日本法人の幹部が同社の戦略と展望を語った。
　公益事業界に必要とされていることは――。英国のＥＤＦエナジーに在籍した経験もあるマイク・バラード・オラクル業界戦略担当バイスプレジデントは、「（需要家に）何を提供するかより、どうやってサービスを提供するかが重要」と指摘。続けて「個人として扱われることを顧客（需要家）は評価する」とも。これが自由化市場を勝ち抜く鍵になるという。

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March 22, 2020 at 02:00PM
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