木造住宅の柱や梁(はり)に使う集成材の原料板材(ラミナ)の対日価格が上昇した。主力の欧州産の2020年4~6月積み価格は、梁向けが1立方メートルあたり250ユーロ前後と前四半期に比べ15ユーロ(6%)高い。2四半期連続の上昇。
新型コロナウイルスに伴う荷役作業の混乱などでコンテナ運賃の上昇しているほか、欧州での感染拡大による供給不安で値上げを受け入れた。現在も日本への入港の遅れが続いている。2月に発生したフィンランドのストライキで工場が約1カ月止まったことで、4月の日本への入港量は減るとみている。「足元では在庫は少ない」(銘建工業=岡山県真庭市)
欧州産の集成平角の4~6月期の対日価格は1立方メートルあたり405ユーロで決着した。1~3月期に比べ10ユーロ(3%)上昇した。ラミナ同様、船賃の上昇が強材料となった。ただ、交渉時に円高・ユーロ安だったことや日本国内の需要減の予想を背景に上げ幅は限定的だった。
国産の集成平角(4メートル×10.5センチ×30センチ)の東京地区での問屋卸価格は現在、1立方メートルあたり5万8500円。19年11月から横ばいだ。「ラミナや欧州産の集成平角は上がっているが、住宅着工は低調なので、国内の相場は上がりにくいのではないか」(専門商社)
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April 03, 2020 at 02:05AM
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欧州産の集成材材料が値上がり、コロナで供給不安 - 日本経済新聞
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