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Monday, May 4, 2020

ユーグレナ、横浜市内の路線バスにバイオ燃料を供給 - DIGITALIST

小学生が描いた絵をラッピングした路線バス

(出所:ユーグレナ)

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 ユーグレナは4月24日、京急グループの川崎鶴見臨港バス(川崎市)に、微細藻類由来の油脂などを使った次世代バイオディーゼル燃料「ユーグレナバイオディーゼル燃料」の供給を開始したと発表した。鶴見駅を発着し横浜市内を走る路線バスに同燃料を使用する。

 横浜市と同社が取り組む「バイオ燃料地産地消プロジェクト」の一環で、バイオ燃料の原料である廃食油回収とバイオ燃料の製造、使用までをすべて横浜市内で行う。廃食油の一部に、市立獅子ヶ谷小学校と市立下末吉小学校が回収した、家庭から出た使用済み食用油を利用する。獅子ヶ谷小では2019年5月~2020年2月までに32L、また下末吉小では2019年10月からこれまでに85Lを回収した。

 鶴見駅西口~菊名駅、鶴見駅西口~新横浜駅、鶴見駅西口~綱島駅など、鶴見駅西口を発着する臨港バス鶴見営業所管内の各系統の路線バスに導入する。なお、臨港バスは、従来からハイブリッドバスやEVバスを導入するなど、環境負荷の軽減に取り組んでいる。

 バイオ燃料を使用する路線バスには、食廃油の回収に協力した獅子ヶ谷小の小学生が「大人になっても残したい自然」をテーマに描いた絵をラッピングした。ラッピングを施した路線バスの走行期間は2021年3月ごろまで。

 ユーグレナは、2020年に陸海空における移動体に、微細藻類によるバイオ燃料を導入することを目標に掲げている。3月に次世代バイオディーゼル燃料の完成と、いすゞ自動車の藤沢工場シャトルバスへの燃料供給を発表しており、今回の発表は2社目となる。今後の供給見込み先は20社以上になるという。

 また、バイオジェット燃料は、1月末にASTM(バイオジェット燃料の製造技術の国際規格)の新規格取得が完了し、製造・供給に向けた準備や関係各所との協議を進めている。一方、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、今後の製造・供給スケジュールについては期限を定めず柔軟に対応していく予定。

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