Appleが自社のデバイスに搭載する独自のセルラーモデムの開発に着手しているという。Bloombergが米国時間12月10日に報じた。Qualcommが供給する部品が置き換えられる可能性がある。
Appleのハードウェア技術担当シニアバイスプレジデントJohny Srouji氏が、この取り組みについてタウンホールミーティングで従業員に話したという。Bloombergは事情に詳しい関係者らの話として報じている。
Srouji氏は、「2020年に、われわれは当社初となる内部のセルラーモデムの開発を開始した。このことは、新たに鍵となる戦略的な移行を可能にする」とし、「このような長期的な戦略的投資は、当社の製品を実現し、当社が将来に向けて豊富な革新的技術のパイプラインを確実に持てるようにするための極めて重要な部分だ」と述べたという。
Appleは、自社製のセルモデムを開発していると長く憶測されていた。
QualcommとAppleは、緊密な提携関係にあり、Qualcommは「iPhone」用のハイエンドモデムを供給してきた。しかし、Qualcommの慣行が反競争的であるとしてAppleがQualcommを訴えたことで、両社は約2年にわたって特許ライセンスをめぐる訴訟を繰り広げた。両社は2019年に和解している。
米CNETはAppleにコメントを求めたが回答は得られていない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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