名前の由来はアミュレット(お守り)ですって。
通学や買い物など、我が子がひとりで行動するようになると、親は事故や事件に巻き込まれないかと心配になります。だけどまだ携帯電話やスマホを与えるには早すぎる…という場合にはコレが役立ちそうです。
それがソニーが開発した、チップ型SIM搭載で世界最小・最軽量の音声機能付きLTE GPSトラッカー「LM-01」と、親のスマートフォンに入れたアプリが連動するサービス「amue link(アミューリンク)」です。
子供に使いやすい設計
「LM-01」はストラップを付けて首から下げることができ、防水・防塵仕様になっています。使い方はボタンを長押しすると最大8秒の音声を録音して親に届け、2回押すと親からのメッセージを再生するというシンプルさ。着信があるとボタン周りのLEDが光り、音も振動もないので授業の邪魔をしません。
充電はUSB-Cで行い、最大14時間の稼働ができますが、しばらく動きがないとスリープするので、実際は数日間使えるのだそうです。
5種類のセンサーで移動手段も判別
端末の中では、加速度、ジャイロ、気圧、それに地磁気と温度という5種類のセンサーから、AIが徒歩や停止、自転車や車やバス、電車といった乗り物を判断し、親のスマホはそれらを地図の経路に表示します。位置情報はLTE基地局も併用し、センサーで周囲の温度を知ることもできます。
またアプリ上で目的地を設定すると、そこに到着、もしくはそこから出発したときに通知される機能もあります。仕事中の親が、子どもの帰宅を知ることができるのは安心ですね。
その他、「LM-01」はスマホひとつにつき最大5台まで登録ができ、逆に1台の「LM-01」を5つのスマホでチェックができます。両親だけでなく、祖父母や親族みんなで見守ることができますね。
購入後は月々980円
「アミューリンク」は、高速光回線サービス「NURO 光」のオプションとして「amue link for NURO」を追加し、12月10日より受付を開始します。サービス開始は12月中旬からとのことで、価格は端末代が一括払いで1万2600円、または分割払いで350円×36回。加えて毎月980円の利用料金と、初期費用が3,000円かかるとのことです。
何かあってからでは遅いので、転ばぬ先の杖として我が子に持たせたい親御さんは少なくないでしょうね。小さい子どもにはもちろんのこと、高齢者に持たせても良さそうですし、今後は医療や介護、教育、エンターテインメントなどで使うことも考えているのだそうな。
低学年の子供がどこまで音声のやり取りをしてくれるかはさておき、高機能な位置追跡は親にとってありがたいですね。
Source: YouTube, Sony Network Communications Inc. via ITmedia Mobile, マイナビニュース
からの記事と詳細 ( ソニーが子供をGPS追跡する「アミューリンク」を開始。小型デバイスで親のスマホに位置情報&音声メッセージ送受信ができる - ギズモード・ジャパン )
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