ＪＡＸＡ探査機「はやぶさ２」 カプセル分離パブリックビューイング
2020年12月06日 18:00 更新ＪＡＸＡ＝宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ２」のカプセルが６日未明、地球への帰還に成功し回収されましたが、ＪＡＸＡの研究施設がある岩手県大船渡市で５日、カプセル分離のパブリックビューイングが行われました。
パブリックビューイングには、市民などおよそ４０人が集まり、ミッションの進行を見守りました。午後２時３０分、地球から２２万キロ離れた宇宙で、小惑星りゅうぐうで採取した岩石が入った、カプセルの分離に成功すると拍手がわきおこりました。
（参加した女子児童）
「カプセルが分離されたということは、地球がどのようにできたかに関わることなので、すごいことだと思いました」
大船渡市はＪＡＸＡの研究施設がある、全国７つの市と町のひとつで、５日は戸田公明市長も会場を訪れ、はやぶさ２にエールを送りました。
（戸田公明市長）
「成し遂げられたミッションというのは、物体は小さいのですが、意義そのものはものすごく巨大ですよね。人間の力で、しかも日本の力で。すごいです」
はやぶさ２は大船渡の人たちに、大きな勇気と元気も届けました。
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