Pages

Friday, February 26, 2021

春節期間、オンラインで正月用品のニーズが高まる - AFPBB News

【2月27日 People’s Daily】春節(旧正月、Lunar New Year)の前に正月用品を揃えるのは中国人の伝統的習慣である。今年は、新型コロナウイルス対策という特殊な状況下で、多くの人がネットショッピングで正月用品を買うことを選んだ。目下、中国商業部や工業情報化部などが関連企業に指導を行い、「2021年全国オンライン正月用品フェア」が賑々しく行われている。1月20日から2月18日まで、消費者に安全安心な正月用品買い出しが提供される。

 タオバオ(Taobao)、天猫(Tmall)、蘇寧(Suning)などの大型Eコマースサイトのメインページを開くと、「正月用品フェア」特集ページは目立つ場所に置かれ、さまざまな商品に目移りしてしまう。

 中国江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)で広告業に従事する童銘(Tong Ming)さんは、会社と実家が離れているため、正月用品の買い出しの際には行き来の負担を減らすことを重視するという。「今年の年越しは、みんながコロナ対策のために不必要な人の動きを減らすよう言っていますから、ほとんどの正月用品をネットで買いました。持ち運ぶ面倒も省けますし、目上の方や親戚への心遣いや挨拶にもぴったりです。それに価格もお得、選択肢も多いし、品質も比較的保証されています」と、童銘さんは言う。

 商業部Eコマース課の騫芳莉(Qian Fangli)氏によれば、従来の正月用品の買い出しや会食、新年の挨拶、初詣などは新年の行事とはいえ、多くの人が集まることでコロナの感染が拡大する恐れがある。そこで、商業部は関連企業に指導を行い、米や麺類、油、肉、卵、野菜、牛乳などの基本的な生活必需品や、マスクや消毒液、使い捨ての手袋などの衛生用品を十分確保した。絶えずアップグレードされる民衆のニーズに焦点を合わせ、よりカスタマイズ可能でスマート、かつエコで高品質な商品を推奨した。

「私たちはライブストリーミングやクラウドなどを通して、都市でも農村でも、オンラインでもオフラインでも、家でも店舗でも消費を豊かなものにし、伝統行事においては特色あるサービスを打ち出していきます。正月用品の買い出しや新年の集まりなどをオンラインで楽しめるようにしたり、飲食業の老舗と提携して新年のごちそうの宅配サービスを行ったり、家で新年を楽しめるよう工夫しています」と、騫芳莉氏は言う。

「2021年全国オンライン正月用品フェア」は輸入商品の供給も万全である。1月20日からタオバオ・天猫の正月用品フェアが正式に始まり、参加企業と商品の数が最も多くなる。天猫国際や考拉海購(Kaola)などは80以上の国から正月用品を輸入している。

 配達業については、2月4日から2月19日までは多くの配送企業が全国200以上の都市でオンラインショッピングの配送を共同保証している。天猫・タオバオ・物流大手の菜鳥(Cainiao)などは2億元の補助を出し、配送企業で休暇中に働く人々の収入を保証した。(c)People’s Daily/AFPBB News

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細 ( 春節期間、オンラインで正月用品のニーズが高まる - AFPBB News )
https://ift.tt/3dOKAwb

No comments:

Post a Comment