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Monday, March 1, 2021

2月の資金供給量、前年比19.6%増 コロナ対応で拡大続く - 日本経済新聞

日銀が2日発表した2月の資金供給量(マネタリーベース、平均残高)は前年同月比19.6%増の610兆6078億円だった。伸び率は1月(18.9%)から拡大し、2017年4月以来の大きさだった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う日銀の大規模な金融緩和を背景に、資金供給量の拡大傾向が続いた。

2月の平均残高の内訳は日銀の当座預金が同23.5%増の490兆1542億円、紙幣の発行高が同6.1%増の115兆4169億円、貨幣(硬貨)の流通高が同1.9%増の5兆367億円だった。

2月末の残高は614兆7126億円だった。

マネタリーベースは市中に出回るお金(紙幣、硬貨)と金融機関が日銀に預ける当座預金の合計。日銀は消費者物価指数(生鮮食品を除く)の前年比上昇率が安定的に2%を超えるまで、マネタリーベースの拡大を続ける方針を掲げている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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