ベビーカーやチャイルドシートをはじめとするベビー用品は世代を超えて愛され、海外でも高い評価を受けている。誰もが知るベビー用品メーカーだが、さらに世の中の潜在的なニーズを発掘するとともに、育児をする全ての人を応援する「感動創造ナンバーワン企業」を目指すという。(松村友二)
--「感動創造」という言葉にはどのような思いが込められていますか
「感動とは『予想外の価値』と捉えています。顕在ニーズは5%程度で、残りのほとんどは、われわれすら気がつかない潜在ニーズといわれています。潜在ニーズが意識の予想外(=感動)な部分であり、それに基づいた価値を創造してお客さまに製品を提供したいと考えています」
--8月上旬に発売したシートが丸ごと洗える軽量ベビーカー「Acbee(アクビィ)」にも「感動創造」への思いが込められていますか
「ベビーカーの開発には2、3年掛かるため、アクビィは私が社長に就任する前から開発に着手していた商品です。ただ表現やアピール方法に思いは込められています。取り外してすぐ洗って乾かせるシートは、赤ちゃんの触れる物を清潔に保ちたいという今の時代だからこそのニューノーマル対応です」
--生まれたての赤ちゃんの頭を守る「エッグショック」搭載のベビーカーやチャイルドシートが好調です
「衝撃を吸収できるという商品ですが、買い手はパパやママで、使い手が赤ちゃんのため、どうしても特徴の伝え方が難しくなります。そのためエッグショックの有無を比較した赤ちゃん目線の動画を公開したり、専門家との共同研究では振動と赤ちゃんが感じるストレスをグラフにするなど見える化することで、商品を使っていただいたときの予想外の価値を生み出すことができるのだと思っています」
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