
最近、サイボウズは長年運営してきたパートナープログラムについても大幅にリニューアルをし、2021年1月にCybozu Partner Network、通称CyPN(サイパン)をスタートさせた。
「従来のプログラムがスタートしたのは、当社がオンプレミス版のグループウエアをビジネスの中核としていた時期です。現在はビジネスの中心がクラウドへと移行し、パートナー様も多様化しています。それに伴いパートナー様の活躍の仕方も幅広くなり、それらを適切に評価したいと考え、リニューアルを行いました。また、今年からは、サイボウズビジネスに興味がある企業向けに、レジスタード枠も開設いたしました。レジスタードの企業様がオフィシャルパートナーに参画したい、と思っていただけるようCyPNをより良いものにしていきたいと考えています」と同社の楢﨑 千裕氏は話す。
具体的には、パートナーの実績評価制度を見直した。以前は、パートナーからの年に1度の報告に基づいて、主にライセンスの売上件数や売上額をベースとした評価がなされていた。シンプルではあるが、評価の基準としては多様性にかけるという課題があった。
そこで新プログラムでは、対昨年度比での成長度合い、担当したプロジェクトの先進性など、幅広い評価指標を追加してパートナーの活動をより多角的に評価できる仕組みを整えている。
その上で、パートナーには評価に応じた「星」を付与。星の数に応じた特典を用意した。例えば、エンドユーザー向けに発行している媒体への広告掲載、「Cybozu Days」などサイボウズ主催イベントに優先的に出展できるといったプロモーション関連の特典のほか、研究開発などに役立てるためのマーケティングファンド(資金)の提供などもある。
もちろん、新パートナープログラムが機能するには、サイボウズの各プロダクトが優れた競争力を維持し続けることが大前提となる。それに対して、サイボウズは、プロダクトへの改善要求に対応するための意思決定プロセスを見直したり、開発体制の強化を積極的に進めたりしている。実際、kintoneでは、アップデートで追加される機能も増えており、パートナーからは「次はどんな強化がされるのか楽しみ」などと評価する声が寄せられているという。
「パートナー施策やプロダクトの継続的な強化を推し進め、パートナー様とさらに強固なエコシステムを確立していきたい。そのための新プログラムの提供を通じて、サイボウズはパートナー様と共に『世界で一番ご利用いただけるグループウエア』の実現を目指したいと考えています」と楢﨑氏は強調する。
コロナ禍の緊急対応的なテレワークではなく、ニューノーマル下での最適な働き方に企業の視点が移る中、長年チームワークの向上をテーマに支援を行ってきたサイボウズとパートナー陣たちは大きな役割を担えるはずだ。その活躍に大いに期待したい。
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