[28日 ロイター] - 米半導体大手クアルコムが28日発表した第3・四半期(4─6月)の売上高および調整後利益見通しは市場予想を上回った。次世代通信規格「5G」対応機種への買い替え需要などを受け供給面での制約が緩和しているという。
決算を受け、株価は6%上昇した。
第3・四半期の売上高見通しは中央値で75億ドル。調整後1株利益は中央値で1.65ドル。リフィニティブがまとめたアナリスト予想はそれぞれ71億1000万ドル、1.52ドルだった。
第2・四半期(3月28日まで)決算は売上高が79億3000万ドル、調整後1株利益が1.90ドルとなり、いずれもアナリスト予想の76億2000万ドル、1.67ドルを上回った。クアルコムの予想中央値はそれぞれ76億ドル、1.65ドルだった。
クアルコムは半導体を設計しているものの、その製造は台湾積体電路製造(TSMC)やサムスン電子、中芯国際集成電路製造(SMIC)に委託している。
クアルコム幹部は、生産能力確保に向け製造委託企業に投資しており、これが第2・四半期から第3・四半期にかけて費用が増加する主な要因の一つとした。
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