
県内スーパー各社が宅配サービスを強化している。新型コロナウイルスの感染拡大で「非接触」での買い物ニーズが高まっているほか、重いものが持てなかったり、移動手段がなかったりする高齢者などへの対応を進めていることが背景にある。インターネット環境に慣れた若者はネット注文で、不慣れな高齢者には電話で対応。車両に商品を載せて消費者宅に出向く「移動販売」も登場し、宅配サービスも多様化している。(仲田佳史)
イオン琉球は2月から、マックスバリュ牧志店で買い物代行サービスを始めた。店舗周辺の半径1キロ圏内に住む65歳以上の居住者約6千世帯が対象。ネットが使えない高齢者でも利用できるよう、カタログ紙から商品を選んで電話やファクスで注文できるようにした。
3月現在は、1日数件の利用だが、利用が広がれば他店への導入も計画する。広報担当者は「ニーズは間違いなくあるので今後伸びていく分野。消費者のニーズにきめ細かく対応して需要を取り込みたい」と気を引き締める。
リウボウストアは食品や日用品を軽トラックに載せて高齢者宅へ売りに行く「移動スーパーとくし丸」を昨年10月から運用している。
スタッフが戸別訪問し、...
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