大阪市は３０日、新型コロナウイルスワクチン（ファイザー製）の供給が追い付かないとして、個別接種を行う医療機関に対し、ワクチン配送を一部制限すると通知したと明らかにした。
市は毎週金曜日に医療機関から翌々週の１週間に必要なワクチン数量の申告を受け、配送してきた。しかし国からの供給が減り、医療機関からの求めに対して在庫が追い付かなくなる可能性が出てきた。このため次回の配送分は、各医療機関から申告された量の約７割になるという。
大阪府医師会を通じ、約１７００の医療機関に２９日付で通知。新規予約よりも２回目の接種を優先するよう求めた。市担当者は「申告通りに供給できる見通しが立った時点で改めてお知らせする」としている。
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