京都市と京都府医師会は28日から、かかりつけ医がいない人でも市内の医療機関で個別接種を受けられる新しい予約システムを設けましたが、国からのワクチン供給が不安定になり、予約受け付けがほとんどできなくなっています。
市は供給量を増やすよう、国に求めていくとしています。
京都市と京都府医師会は28日から、かかりつけ医がいない人でも、市内の医療機関での個別接種を予約できる新しいシステムの運用を始めました。
ところが、開始から数時間で、予約枠がほぼ埋まり、来月(7月)以降の予約がほとんどできなくなっているということです。
これについて京都市は、来月以降の国からの供給量が、ファイザーのワクチンは現在の半分程度に、モデルナのワクチンについては再来週以降の供給量が示されておらず、先行きが見通せなくなったためだと説明しています。
さらに京都市は、来月13日以降に新たな集団接種の会場を設ける計画でしたが、これについては、延期も視野に再検討を始めました。
京都市医療衛生推進室の吉田就一 担当部長は、「医療機関の協力もあって、接種スピードがかなり加速していた中で、ペースを落とさざるをえないのは残念だ。職域接種の影響で、モデルナのワクチンの供給量も見通せなくなっている。国に対しては、自治体にワクチンをしっかり供給してもらえるよう要望していきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 京都市 個別接種 ワクチン供給減で7月予約ほとんどできず|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp )
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