新型コロナウイルスのワクチンの接種を巡り、岡山県内への7月のファイザー製供給量が希望量の3割にとどまることが県への取材でわかった。60~64歳への接種が5日に始まった岡山市では、個別接種を担う医療機関に対し、新規予約を3割減らすよう求めている。
県によると、7月分として希望した58万人分に対し、国は3割弱の16万4千人の供給量となるとの見通しを示した。8月以降は見通しが示されていない。
岡山市は16日以降、12~59歳について年代別に接種を進める計画だったが、380医療機関へ新規予約を3割減とするよう求めたという。市は11月末の接種完了を目指しているが、遅れる可能性もある。倉敷市も「見切り発車では市民に混乱を与えかねない」(担当課)として基礎疾患のある人ら以外の接種開始時期の公表を控えている。
伊原木隆太知事は5日、供給量が希望を下回る事態が全国で相次いでいるのを受け「供給量がネックになるのは残念。(国には)しっかりと確保してほしいというのが本音」と述べた。(吉川喬)
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