今シーズンのインフルエンザワクチンの供給量は、昨シーズンの使用量を15%ほど下回る見通しです。厚生労働省は例年の使用量は確保できる見込みだとして、医療機関に対し供給のペースに合わせて接種の予約を受け付けるよう呼びかけています。
これは1日、厚生労働省が専門家部会で明らかにしました。
厚生労働省は昨シーズン、新型コロナウイルスの流行で、症状の見分けがつきにくいインフルエンザのワクチン接種を希望する人が増加すると見て、メーカーに増産を要望しました。
成人の量に換算して6684万人分が供給され、このうち6548万人分が接種に使用されました。
一方、今シーズンに流行が予想されているウイルスの培養には時間がかかるため、供給量は最大で5584万人分と、昨シーズンの使用量を964万人分、率にして15%下回る見通しです。
昨シーズンはインフルエンザが流行しなかったことなどから、今シーズンは接種の希望者が減少し、需要には対応できると見込んでいます。
ワクチンの供給は10月に始まり、12月以降にすべて供給される見通しで、厚生労働省は「どこまで需要があるかは読めないが、例年の使用量は確保できる見込みだ。供給は11月から徐々に増えるので医療機関は供給のペースに合わせて予約を受け付けてほしい」としています。
からの記事と詳細 ( 今季のインフルエンザワクチン 昨季使用量15%減の供給見通し - NHK NEWS WEB )
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