「大変な土入れ作業、どうにかならんかな」―。実習で花や野菜の苗を育てている宇和島市三間町戸雁の北宇和高校三間分校農業機械科の生徒がこのほど、実習に欠かせない作業を効率化する装置を製作した。苗作りに使う大量の培土を機械に移すもので、これまでの手作業に比べ労力が大幅に減った。生徒らは試行錯誤の末に完成させた装置を喜んで活用している。 実習では苗を育てるポリポットに培土を入れるのに自動式の「ポット土入れ機」を利用している。培土を機械に供給するのが重労働で、生徒が従来は約500キロ入りの袋からスコップを使って移していた。体力を消耗するため、担当になりたくないとぼやく生徒が多かったという。 生徒の悩みを解決しようと立ち上がったのは2020年度の3年生。まずは傾斜のついた台を製作し、載せた袋から土を滑らせて機械に入れるシューター式の装置を試作した。しかし土をうまく入れるための位置調整が難しいといった課題が浮上。21年度は2、3年生が引き継ぎ、改良型の製作に取り組んだ。
からの記事と詳細 ( 北宇和高三間分校の生徒が培土供給台製作 実習作業の効率化に貢献(愛媛)(愛媛新聞ONLINE) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3h5mJJh
No comments:
Post a Comment