和歌山県教育委員会は、1学年あたり4クラスを下回った場合、地域ニーズを踏まえて県立高校の再編整備に取り組むとした考え方を示しました。
県立高校の再編整備をめぐっては、県内の中学校の卒業生が令和16年までの15年間に7割程度まで減ると見込まれ、去年8月、教育委員会の審議会が高校の数を3分の2程度に減らすべきと答申しました。
その後、県民から意見を募集した県教育委員会は、30日、再編整備計画の考え方を公表しました。
このなかでは学校の規模は1学年あたり4から8クラスが適正としたうえで、これを下回った場合、地域ニーズを聞いたうえで再編整備に取り組むとしています。
特に1学年に3クラスしかない新翔高校を含む新宮市の2校については「地域の教育ニーズに応える1校への再編整備を検討し、着手」するとしています。
このほかの「紀の川市・岩出市地域」や「有田地域」などにある1学年3クラスの高校については、地域特性や学科を考慮しながら検討するとしています。
県教育委員会の清水博行 教育企画監は「状況を共有し地域で必要な高校教育をどう作っていくのか、地域の人たちと協議しながら進めていきたい」と話しています。
県教育委員会は再編整備の計画案を早ければ12月にもまとめ、再び県民からの意見を募集することにしています。
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