膵臓(すいぞう)や胃、乳房などのがん治療に幅広く使われる2種類の薬の供給が、昨年から相次いで不安定になっている。いずれも工場で衛生管理上の不備が見つかり製造が止まったことが原因だが、代替の製造拠点や調達先がなかったことが供給不足に拍車をかけた。命にかかわる医薬品の安定確保に課題を残した。【小川祐希】
国内での供給が今秋から滞っている抗がん剤の「アブラキサン」。「このまま治療を続けられるのだろうか」。仙台厚生病院の消化器内科医である斎藤宏章さんは、先行きが見通せず不安がる患者の思いをこう代弁する。
からの記事と詳細 ( クローズアップ:がん治療薬、滞った供給 衛生不備で製造停止/代替品は入手困難 - 毎日新聞 )
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