楽天／小売･飲食業界向けに消費者ニーズを分析するDXツール提供開始 - 流通ニュース

楽天グループと楽天ペイメントは12月16日、楽天が開発・運営する小売･飲食業界向けに消費者ニーズを分析するDXソリューションツール「Marketing View Premium」を販売開始した。

＜消費者ニーズを分析するDXソリューションツール＞

「Marketing View Premium」を通じて、1億以上の会員基盤を生かしたビッグデータ解析やAIを活用することで、売上分析、品ぞろえ分析、プライシング分析、販促分析、商圏分析の5種類の分析を提供。ツール利用企業の店舗が存在する商圏の消費者ニーズを分析し、店舗の品ぞろえ、価格設定、集客などの改善点を定量的に可視化することが可能になるという。

同ツールは、月額課金型のサブスクリプションサービスとして、楽天ペイメントが販売業務を請け負う。

小売・飲食業界は、コロナ禍による生活様式の変化により、消費者に選ばれる店舗作りが一層求められている。一方、オフラインの販促施策やPOSデータで得られる情報だけでは、店舗ごとの消費者ニーズに特化した分析が難しいという課題があった。

＜売上分析＞

新ツールの利用を通じて、1億以上の会員基盤を生かしたビッグデータ解析、AIを活用することで、小売・飲食店の商圏における消費者ニーズを分析。店舗の品ぞろえ、価格設定、集客などの改善点を定量的なデータとして可視化できる。

ツールの開発にあたり、楽天と東急が設立した楽天東急プランニングのデータマーケティング事業の協力で、「東急ストア」にて、新ツールのソリューションによる効果検証を実施した。

＜プライシング分析＞

その結果、対象店舗のターゲットとなる消費者に向けたマーチャンダイジングや販促施策における改善の効果がみられたことから、製品化に至ったという。

■問い合わせ先
楽天ペイメント　広報室
E-mail：pr-payment@mail.rakuten.com

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