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Monday, February 14, 2022

NY原油が一時95ドル台、7年半ぶり高値…露関連のエネルギー供給混乱を懸念 - 読売新聞オンライン

 【ニューヨーク=小林泰明】14日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の3月渡し価格は一時、1バレル=95・82ドルに上昇した。2014年9月以来、約7年5か月ぶりの高値水準となる。資源国ロシアによるウクライナ侵攻への懸念が一段と高まっている。ロシア関連のエネルギー供給が混乱し、原油の供給が不足するとの思惑から買いが膨らんだ。

 終値は前週末比2・36ドル(2・5%)高の1バレル=95・46ドルだった。原油先物価格は今月3日に90ドルを超えた後も、急ピッチで上昇している。ウクライナ情勢が緊迫化し、供給面の不安が増しているためだ。

 ロシアがウクライナに侵攻し、欧米が経済制裁に踏み切った場合、ロシアは報復措置として欧州へのガス供給を停止する可能性がある。ガスの供給が減れば、代替燃料となる原油の需要が高まるとの見方が、価格上昇につながっているとみられる。

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