[株式会社ライナフ]
~地球温暖化対策としてのSDGsの取り組み~
横浜・川崎市を中心に神奈川県内約13,200戸の賃貸住宅を所有する神奈川県住宅供給公社(本社:神奈川県横浜市、理事長:浅羽 義里)と、AIとIoTで不動産のデジタルリノベーションを実現する株式会社ライナフ(本社:東京都文京区、代表取締役:滝沢 潔、以下 ライナフ)は、オートロックマンションへの安全な置き配を推進していくために、連携していくことをお知らせいたします。
再配達問題におけるCO2排出量の削減、および入居者の利便性向上を目的に、神奈川県住宅供給公社の管理する賃貸住宅に、ライナフが提供する置き配システムを導入します。2月より「フロール梶が谷(106戸)」(川崎市高津区)、「フロール山田町第3(107戸)」(横浜市中区)、「フロール元住吉(153戸)」(川崎市中原区)他3物件の賃貸住宅に導入し、順次他物件へも拡大していきます。
神奈川県住宅供給公社とライナフは、もとより国連の掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」に対して、重要経営課題と位置づけており、すでにそれぞれ独自に展開をしています。今回、安全でスムーズな置き配の実現を通じて、入居者様の利便性向上と、社会問題となるCO2排出量の削減へ貢献していくという両社の見解が一致し、連携が実現しました。
なお、今回ライナフによる住宅供給公社との置き配連携は初の取り組みとなります。
■協業内容
ライナフは、Amazonが提供する「Key for Business」および、自社製品である「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を神奈川県住宅供給公社の賃貸住宅のエントランス部分に導入します。「Key for Business」は、Amazonが配達を委託しているドライバーが、お届けする荷物を持っている時に限りオートロックを解除できる仕組みです。「NinjaEntrance」は、その他の宅配会社の置き配を可能にする仕組みで、配送ドライバーのみが一時的にオートロックエントランスを解錠できるセキュアな入館方法によって、安全な置き配を実現します。入居者様はあらかじめ「置き配」を選択しておくことで、自宅玄関前等で安全に荷物を受け取れるようになります。
■背景
インターネットの利便性向上に伴い通信販売(EC)の利用者が増加し、再配達が深刻な社会問題となっています。国土交通省の調査によると、2021年度の宅配便の年間取り扱い個数は約48億個となり、前年度と比較して取り扱い個数は約5億個に、約11.9%の増加となっています(※1)。さらに再配達によるトラックから排出されるCO2量は年間で約42万トン(2015年国土交通省調査)と推計され、地球温暖化への影響も問題視されています。
ECは、もはや特別な商品を買うだけにとどまらず、日常の買い物の一部を代替するまでに至る状況であることを示しています。こうした社会的背景に加え、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大、またライフスタイルの多様化によって、非接触・非対面で荷物を受け取れる「置き配」のニーズもより一層増えています。
今回、神奈川県住宅供給公社とライナフは、置き配への対応を推し進めることで、入居者様の生活利便性を高めるとともに、再配達をなくし、CO2排出量削減を通じてSDGs(持続可能な開発目標)に貢献していきます。
■導入マンション抜粋
■ライナフの置き配サービス「置き配 with Linough(ライナフ)」
https://linough.com/package-drop-service/
オーナー様や管理会社様に向けて、Amazonが提供する「Key for Business」、および自社製品の「NinjaEntrance」を活用したオートロックマンションにおける置き配の普及をおこないます。初期費用、デバイス費用ゼロで置き配を簡単に導入できます。NinjaEntranceは、累計受注棟数3,000棟を超えます。加えて、「NinjaEntrance」の機能として、入居者様の非接触解錠、内覧対応時のエントランス遠隔解錠など豊富なエントランス機能をご利用いただけます。
ライナフはAmazon Key for Businessの認定パートナーです。
※NinjaEntranceの利用には、一部月額費用が発生します。詳細はお問い合わせください。
■神奈川県住宅供給公社(https://www.kanagawa-jk.or.jp/ )
神奈川県内、特に横浜市・川崎市を中心に約13,200戸の一般賃貸住宅を所有し、安定した不動産賃貸事業の運営を行うとともに保有する団地を中心とした資産を持続可能な社会の再構築のために利活用しています。また、30年前介護保険制度ができる以前より、介護付有料老人ホーム事業に取組み、超高齢社会に適応した事業とノウハウを蓄積し、社会還元に努めています。
設立 :1950年9月
代表者 :理事長 浅羽 義里
本社 :神奈川県横浜市中区日本大通33番地
事業内容:賃貸住宅管理事業、高齢者住宅事業、賃貸施設等管理事業
■株式会社ライナフ(https://linough.com/)
AIとIoTの最新技術を活用した不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」を展開。美和ロックと共同開発の住宅向けスマートロック「NinjaLockM」をはじめ、入居前のリーシング業務から入居後の物件管理に至るまで、不動産管理業務を効率化するサービスを提供しています。三菱地所、東急不動産ホールディングスなどの大手不動産企業への導入実績多数。累積資金調達額は10億円以上にのぼります。
設立 :2014年11月
代表者 :代表取締役 滝沢 潔
本社 :東京都文京区湯島1-6-3 湯島一丁目ビル2階
事業内容:スマートロックブランド「NinjaLock」シリーズの製造・販売
不動産管理ソリューション「ライナフスマートサービス」の開発・運営
※1出典:「令和2年度宅配便取扱実績について」 https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha04_hh_000235.html
※本プレスリリースに記載の会社名、サービス名は、各社の登録商標です。
※本プレスリリースに掲載されている内容は、発表日現在の情報となります。最新情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
企業プレスリリース詳細へ (2022/02/21-14:48)
からの記事と詳細 ( 神奈川県住宅供給公社とライナフ、安全な置き配の実現に向け連携 CO2排出量の削減に向けて:時事ドットコム - 時事通信 )
https://ift.tt/T4758Yl
No comments:
Post a Comment