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Sunday, June 12, 2022

LNG=6月6~10日:プロジェクトのトラブルが相次ぎ、供給タイト感強まる|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発

DES北東アジア】

 北東アジア着の需給はタイト感が強まった。インドネシアのタングープロジェクト(年産760万トン)がガス漏れの影響で生産量が減少するなか、カタールのラスラファンプロジェクト(7,800万トン)の第5液化系列(780万トン)の稼働が停止するとともに、米フリーポートプロジェクト(1,500万トン)では火災の影響で液化系列計3基全てが停止となるなど、北東アジア向けの供給余力が減少した。さらに豪プレリュードプロジェクト(390万トン)の生産が69日から停止に追い込まれたとの情報も浮上するなど、北東アジア向けの品薄感が台頭した。これら供給懸念が日増しに強まった一方、夏場着の需要は徐々に増えた。韓国中部電力(KOMIPO)は、82224日もしくは82930日着のいずれか1カーゴを対象とした買付け入札を、614日締めで開示した。東北電力が8115日着を対象とした買付け入札を69日締め切りで開示。東北電力は今回、購入するカーゴを傘下の日本海エルエヌジーが運営する新潟基地(同850万トン)で受け入れる意向を示した。

FOB中東、DES南アジアおよび中東】

インドのグジャラット州石油公社(GSPC)66日締めで行った11月前半着、12月前半着、1月前半着、2月前半着の計4カーゴを対象とした買付け入札は34カーゴが落札された。落札価格は11月前半着が27.00ドル台後半~28.00ドル台前半、2月前半着が27.6027.70ドルとなった。一方GSPC67日締めで実施した買付け入札はキャンセルされた。対象は10115日ムンドラ基地(年間受入能力540万トン)。応札価格が割高だったもよう。

FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】

アルゼンチン国営IEASA68日応札の締め切りで実施した買付け入札は、一部のカーゴが25.00ドルで落札された。入札の対象となっていた13カーゴのうち、1113カーゴが成約に至った。今回の入札に対しては、欧ガンボーなど8社が応札した。入札の対象はエスコバル基地(年間受入能力610万トン)向けが720日、81日、4日、7日、10日、16日、19日、25日、28日着の計9カーゴ、バイアブランカ基地(370万トン)向けが82日、8日、15日、22日着の計4カーゴだった。

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