関西電力の株主総会が開かれ、株主からは電力の安定供給への対応などを問う声が相次ぎました。
これに対して、森本孝 社長は燃料の確保などを通して安定供給に万全を期す考えを示しました。
関西電力の株主総会は28日午前10時から大阪市内で開かれました。
東京電力の管内で「電力需給ひっ迫注意報」が出される中、総会では、株主から電力の供給力を高めるよう求める声が相次ぎました。
これに対して、森本社長は国際情勢や燃料市況を見ながら燃料を十分に確保するなどして安定供給に万全を期す考えを示しました。
このほか、株主から「ウクライナでは原発が軍事目標となるリスクが顕在化した」などとして脱原発を求める提案が出されたものの、否決されました。
また、株主である大阪・神戸・京都の3市も、脱原発に伴う水素エネルギーの活用や情報開示の徹底などを求める提案をしましたが、否決されました。
今回の総会に株主から出された26の提案はすべて否決されました。
株主の大阪市の50代の女性は「電力の確保が大事だと思う。太陽光発電だけでは夜間に不安が残るので、補うような形で新たな再生可能エネルギーを増やしてもらいたい」と話していました。
関西電力では、総会後の取締役会で森本社長が退任し、森望 副社長が昇格する人事を正式に決める方針です。
からの記事と詳細 ( 関電株主総会 株主から電力安定供給への対応など問う声相次ぐ|NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/2UhXGx3
No comments:
Post a Comment