高知県の早明浦ダムの周辺でまとまった雨が降ったため、一時的に解除していた取水制限について、国や四国4県などでつくる協議会は、香川県向けの水の供給量を35%削減する第二次取水制限を7日午後5時から再開しました。
香川県や徳島県の主な水源となっている早明浦ダムの貯水率は、ことしに入って平年を大きく下回る状態が続き、今月2日から香川県への水の供給量を50%削減する第三次取水制限が行われていました。
台風4号の接近によるまとまった雨で、5日、取水制限は一時的に解除されましたが、天候が回復し、早明浦ダムからの放流が再開される見通しになったことを受けて、国や四国4県などでつくる協議会は、7日午後5時から第二次取水制限を再開しました。
第二次取水制限では、香川県向けの水の供給量は35%削減されますが、香川県は県内のほかの河川などから供給することでふだんの暮らしに大きな影響はないとしています。
早明浦ダムの貯水率は7日午前0時の時点で49.9%で、平年に比べると依然として40ポイント近く低く、今後雨が降らなければ、今月26日にも第三次取水制限の目安となる貯水率30%になる見通しだということです。
県は「渇水が長期化することも想定されるため、引き続き節水に協力をお願いしたい」と呼びかけています。
からの記事と詳細 ( 早明浦ダムからの取水制限再開 香川への供給量35%削減|NHK 香川県のニュース - nhk.or.jp )
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