ＩＰＥＦ、「供給網」など４分野で交渉開始へ - 読売新聞オンライン

　【ロサンゼルス＝升田祥太朗、小林泰裕】米国が主導する新たな経済圏構想「インド太平洋経済枠組み（ ＩＰＥＦ（アイペフ） ）」の閣僚級会合は９日（日本時間１０日未明）、「サプライチェーン（供給網）」「貿易」「クリーン経済」「公平な経済」など４分野での交渉開始を盛り込んだ閣僚声明を採択して閉幕した。

　日米やインド、豪州、インドネシアなど１４か国は本格的な交渉入りで合意した。今後、４分野で具体的な協議を進める。

　ＩＰＥＦはインド太平洋地域で影響力を強める中国への対抗を念頭に、バイデン米大統領が５月に創設を宣言した。本格的な交渉開始で合意することを目指し、８日から米ロサンゼルスで、対面形式では初となる閣僚級会合を開いてきた。

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